こんばんは
今朝の朝日新聞に
「法科大学院、96%が修了 半数が新司法試験合格見通し」
(2006年04月04日朝刊)
という見出しが載っていました。
概略は
「法科大学院初めての修了者は計2176人に上り、入学者の9割を超える。
そもそも、厳格な修了認定により、修了者の約7~8割程度が新司法試験に合格するといった目標が掲げられていたが、ほぼ全員が修了したため、修了者の2人に1人が合格する見通しとなる。(新司法試験の合格者数は900~1100人と想定されている。) 」
(詳細はこちら
http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY200604030376.html)
そもそも法科大学院は法曹としての素養を培うという機関ですから、
入学・卒業認定は厳しくしなければならないという設立当初のコンセプトがありました。
その意味では、
記事の見解もわかるのですが、
この状況に対して、法科大学院協会がどのように動くかが注目されます。
さて、
私が気になったのはそれよりも、
各大学の修了者数です。
上から言うと、
中央245・東大178人・慶応173・京大134・立命105・明治97・同志社91・・・
で、
現行の合格者番付の常連の早稲田は20人。
あれっと思いませんか。
今年の合格者
数ランキングではまだまだ法科大学院の評価は決まらないようですね。